村山市史の内容を、写真やイラストなどを使い分かりやすく編集したブックレットシリーズ「村山市の地理と歴史」の第12号『近代国家への歩みと村山市』が11月15日より販売開始となりました。
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販売価格 税込550円
図書館以外では最上徳内記念館にて購入可能です。
内容
明治維新の文明開化に始まり、明治9 年に現在の山形県が成立し、それに伴い各市町村には新しい行政区画ができていきました。そして、日本は明治期の日清・日露戦争、大正期の第一次世界大戦・関東大震災、昭和初期の社会不況・満州事変・日中戦争、第二次世界大戦(太平洋戦争)と対外的な戦争や自然災害等を経験しました。特に太平洋戦争では、国民は戦争に勝つことを信じて、毎日忍耐の生活が続いたのです。
しかし、太平洋戦争で敗北した日本は、戦後、アメリカに基地を提供して西側陣営(アメリカ・イギリスを中心とした国々)につき、さまざまな国政の改革を実行してきました。このような動きの中で村山市は、一時、アメリカ駐留軍の演習基地になるなど、戦後処理で他の地域では遭遇しなかった苦難の時期があったのです。
本誌では、明治・大正・昭和中頃までの激動する時代を中心に、政治の仕組み・生活の困窮・産業の発達・対外的な戦争への参加・村山市誕生・経済復興・技術の進歩による社会の変化等について、概略的に解説します。
執筆者は、楯岡湯沢の佐藤敏春さんです。
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